作者紹介二代 古青 2dai-kosei

 
 
 
 (写真: 陶房での【二代 古青】)
 
 = 陶 歴

 二代 古青(こせい) (本名: 熊野 博

  ・ 1934年 石川県 小松市生まれ
  ・ 創造美術会会員
  ・ 九谷焼伝統工芸展 連続入選
     [※ 美術・工芸展には、「熊野 古青」で出品]
  ・ 全国の百貨店にて《九谷古青窯展手書きの技》を開催、実演披露
     松屋銀座,阪急梅田,三越日本橋,藤崎仙台など

二代 古青】は、"深厚染絵染付)"の 《画工(=絵描職人)》です。 「七福神」「達磨」などの『吉祥絵』を 独特なタッチで絵画きます。 …が、なによりも『内福の図』こと、すべての器の内側にも「福の神」を絵画くのが一番の特徴です。


 
 
 
 (写真: 花瓶の内側に「福の神」が見えますか…?!)

 内福の器

幸福を 願うのは万人の共通と思います。
器の内に願いを込めて一筆一筆絵画きました。
どなたさまも幸せになられますよう・・・

そっと器の中を覗いて見てください。
福の神がお篭もりです。

 ※ 器の中の多くは、七福神長寿の神様=「福禄寿」が画かれています。
 ※ 『来る人も 又来る人も 福の神』 の言葉の引用は…?!


 
 
 
 (写真: 『2003 全日本スキーマスターズ大会』に出場の 【二代古青】=当時70歳)
 
昭和9年生れの【二代古青(=熊野 博)】は・・
スキー(=県大会 優勝、準指導員 取得)、柔道(=五段)、鮎釣り、野山を散策(=キノコ採り)、一輪車 など、いろいろな特技・趣味を持ち、一年を通じて 何かを楽しんでいました。
…が、2017年(平成29年) 2月、 "82歳"の時に、地元のスキー場で 滑走中に転倒左足を《骨折》して、3ヵ月入院となりました。 その後は、"大作"はもちろん、カタログなどの"定番商品"や、お客様からの"注文品"も 画くことが困難となりました。
(2020年4月 時点=85歳)は… 週2回の『デイサービス』に通いながら、それ以外の通所のない日は  『工房』に座り、"リハビリ"がてら 《絵筆》を持って、"小さな食器類"に 気ままに絵を画いております


当ホームページでは、"以前 製作した作品"を、【いっぴん】と称して、《一品物》《逸品作》を紹介していきます。
もちろん、現品1点限りですので、売り切れ次第 終了となります。

是非、【 二代古青/熊野古青 作陶展 (こせい的な九谷焼の蒐集】のサイトを ご覧ください。

 

★ 令和4年(2022年) 6月11日 永眠  (享年87歳)  [⇒ 関連サイト

 

★  がんばろう 北陸! 石川! 能登!  を掲げてずっと 支えていきます